麻しん(はしか)

多賀城市 高橋 とも鍼灸接骨院 受付 尾形です。

いよいよ【令和】が始まりましたね!皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

先日、成田空港職員の麻しん(はしか)感染のニュースがありました。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。(厚生労働省HPより)

1990年4月2日以降に生まれた年代は、ワクチンを定期接種で2回受けています。そのため、麻しんにかかる危険性が高いのはワクチンの接種回数が1回であった30代以上や2回の接種の機会があったのに1回しか受けていない人です。大人が感染すると、子どもに比べて重症化することが知られています。(NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会 より)

連休まっただ中、実家へ帰省している方もいらっしゃると思います。

これを機に、自分はこれまでにかかったことがあるのか、麻しんを含むワクチンを接種しているのかなど、ご家族で確認してみてはいかがでしょうか。

皆さま、よい連休をお過ごしください。