手足口病に注意

多賀城市 高橋 とも鍼灸接骨院 受付 尾形です。

7月5日発表の宮城県感染症発生動向調査情報(第26週)によると、感染性胃腸炎357人手足口病65人と増えています。

手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症です。原因のウイルスが複数の種類あるため、何度もかかる可能性もあります。

小さいお子様に多い感染症ですが、まれに大人にも感染します。

病名のとおり、口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れ、1〜3日間発熱することがあります。

私の友人も、去年かかりましたが、「口の中が痛くて何も食べられず本当に大変だった!」と言っていました。

口の中やのどの痛みのため、食事や飲みものを受けつけなくなることから、「脱水症状」を起こすこともあるそうです。

痛みがあるときは、のどごしの良い少し冷たい飲みもの(麦茶や牛乳、冷めたスープなど)や、刺激が少なくかまずに飲み込めるものがいいですね。

ゼリーやプリン、豆腐などを少しずつ摂取し、体力を落とさないように気を付けたいです。

手足口病は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、唾液や鼻水に手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。

しっかり手洗い・うがいの習慣を持ち、予防につとめたいですね。