症状を正確に伝える

多賀城市 高橋 とも鍼灸接骨院 受付 尾形です。

先日、小学生の男の子が来院されました。

スポーツで足を痛めたとのことですが、「こういう練習をした後に痛くなりました。」「こうすると痛いです。」など、自分の症状をしっかり言えることに驚きました。

どこの病院でも、最初に聞かれるのが症状です。症状が出たきっかけや、これまでの既往歴なども大切な情報となります。

・どこにどんな症状があるのか
首や肩、腰などのどこの部分か、「ズーンと痛い」「ビリっと痛みが走る」「歩きにくい」「箸が持ちにくい」など。

・どうして起こったか
「転んだ」「重いものをもった」や、過去にあった交通事故なども大切な情報です。

・どういう経過か
いつからどれぐらいの期間継続しているのか、あるいはどんな時に(朝起きたときに…長く歩いた時に…)症状がでるのか。

どうすると(どんな姿勢や動作で)症状が強くなる、逆に「この姿勢だと楽だ」など。

・職業、スポーツ歴、生活状況
仕事が農作業や土木作業などのカラダを使う仕事、デスクワーク、職業特有の姿勢や動作で負担がかかるなど。

・病歴、ケガをした経験
過去に骨折や脱臼などのケガがある場合も重大な情報です。また、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの情報も診断には不可欠です。

「現在の症状と関係ないかなぁ?」と思っても、できるだけ詳しく伝えることが大切ですね。

気になることがありましたら、どんどんお知らせくださいね♪