多賀城市 高橋 とも鍼灸接骨院 准看護師 尾形です。
肩やうでに痛みがある方から「痛くて服が着替えられない」とよく聞きます。
着替えには、ご自分のくせがあり、ついつい同じ方の腕から脱いだり着たりしてしまします。
肩やうでに痛みがあるときは・・・
着るとき⇒痛いほうから袖を通す。
脱ぐとき⇒痛くないほうから脱ぐ。
この方法で着替えると、痛いほうの肩や腕をひねらず着替えられるので、痛みが少なく、痛い部位に負担をかけずに着替えることができます。
この着替えの方法は、介護の現場でも使われていて、片方に麻痺がある方でも同じように着替えます。
例えば、右腕に麻痺のある方の上着の着替えを行うとき・・・
麻痺のある右腕に、介助者が手を添え、関節の可動域に注意しながらゆっくりと袖を通します。右腕に袖が通ったら、次に麻痺のない側である左腕に袖を通してもらいます。
この方法を意識して着替えの介助にあたると、介護される側も、介護する側もスムーズに着替えられるのを感じるかと思います。
痛みがあるときや、お体が不自由な方の着替えのお手伝いをするときは、ぜひおためしくださいね。